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プラダを着た悪魔〈上〉
編集長サイドの話も読むと面白いですよ
「結局、ファッション業界の真髄はこの小説ではわからない」
「ファッション業界を冷やかしでかじっただけの女の子=アンドレアの視点だけでは、
結局ファッション業界の魅力や真髄がわからなかった」という不満をお持ちの方は、
文春文庫の『ヴォーグで見たヴォーグ』(グレース ミラベラ/Grace Mirabella著)のほうを
読んでみてはいかがでしょう。
アナ・ウィンターよりもずーっと前にヴォーグの編集長をやってた女性の自伝なので
話はわりと古いのですが、その点を割り引いても、ファッション(誌業界)について
その道を究めた人物(編集長)サイドから率直に語られた、貴重な本です。
『ヴォーグで見たヴォーグ』については松岡正剛氏のサイト『千夜千冊』に
かなり詳しい内容紹介があるので、そこもチェックをおすすめします。
映画よりはるかに
なかなか面白い。「不可能」に思えるような仕事をどう「可能」に変えて、こなしていくか。その工夫が面白い。上司のミランダの言うことは確かにとんでもないことばかりだし、ひどいのだけれど。でも、誇張されている部分はあっても、ハードに仕事していたら、誰しもぶつかるであろう悩みや葛藤も、丁寧に描かれている。家族や友人や恋人との関係も心の動きも、こまやかに描かれていていい。さらに、ファッションやコスメについても、華やかに描きこまれていてとても興味深いし、ゴージャスな気分も味わえていい。
映画も見たが、原作の面白いところや描くべきエピソードををすべてカットしたようなものでつまらなかったので、どうせなら原作を読んだほうがいい。そのほうが、ヒロインも周りの人物も生き生きと魅力的だから。テンポもよくて、決してだらだらした展開などではないから。
映画では、ミランダのキャラクターを完全に変えてしまってるし、ヒロインはどうみても浅はかな女性だし、ヒロインの恋人も、ヒロインを口説こうとする男性も、まるで魅力のかけらもないし。だから、映画とはこの原作は切り離して別物、と思ったほうがいいでしょう。
元気でます☆
映画はまだ見てません。評判もよいようですが、小説も面白いですよ。
求めすぎるとなんだか違う、と思うかもしれませんし、
アメリカの小説だなあ・・・・と感じたので、いかにも翻訳モノという感じはしますが
難しいところは何もないので単純にサクサク読めるし、ぐいぐい読んじゃえます。
自分の世界とはかけ離れて違う部分だらけだと感じましたが
要は前向きな主人公とこんなのありえない、そんな上司のストーリーです。
ブランド名も実名なので、あれこれ想像しつつ結構楽しめます。
途中までコメディかと思ったくらいでしたが、上下巻を通してよむと、結構深くなってきます。
最後に私が思ったのは
やっぱり誰も見てないと思っても、見てるヒトは見てるんだなあ・・・ということと、
自分は騙せない、ということ・・・・。
最後まで読んできっとすがすがしい気持ちになりました!
ローレン ワイズバーガー

人気ランキング: 41627位
おすすめ度:

発売日: 2006-10
発売元: 早川書房
発送可能時期: 通常24時間以内に発送
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