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プラダを着た悪魔〈下〉

勝手な期待だったけど
最初に映画の予告編を見てあらかじめ先入観をもってしまったため、実際に原作を読んで拍子抜けして
しまった。アンドレアの成長物語+ミランダに見直させるようなスポ根ものかと思っていたので。
最後までアンドレアにとってミランダは理解できない他者のまま、ファッションには興味があっても、ファッション
業界のも興味をもてず、ただただ苦痛なだけ。ミランダの非常識なリクエストに対応することにとどまらず、
ファッション業界のお金に関する感覚など含めて彼女にとっては最後まで理解の範疇を超えたシロモノだっ
た。基本的に共感の要素が作中に薄いし、業界に興味がないから、自分がいまいる世界でのしあがろう
と思っていないので話に膨らみがない。まぁ、そういう業界だからと言われればそれでおしまいなんだけど。
いわばスラップスティックコメディって感じ。ファッション雑誌業界の裏側をただ書いただけなように感じる。だ
から、ノンフィクションでもよかったような気がしますし、面白おかしくするために小説形式にしたのかなと。
勝手な期待とも言えるけど。
結局ミランダの何が凄いか(酷さの程度はわかるけど)がわからずじまい。なぜ皆はミランダの言うことを聞く
のかわからずじまいで終わってしまった。

微妙…
ファッション業界に興味がある人。あるいは、主人公であるアンドレアの境遇(年齢が20代前半、ファッション・出版業界に勤めている、忙しい仕事が原因で彼氏とすれ違っているetc)に近い人。そういった人には面白いのではないでしょうか。けれども、それ以外の人には「?」といった感じです。他の方も書いておられますが、アンドレアの視点で全てが描かれているため、彼女に共感できるかできないかによって評価が変わると思います。「私がアンドレアだったなら…」と考えたとき、「もっと他にやり方はある!」と思えてしまうような人にとっては、彼女の視点で進んでいくストーリーがどんどんとしんどくなっていくことでしょう。書き方やテンポを考えると、個人的にはエピソードをもう少しコンパクトにまとめ、今の半分くらいのボリュームで丁度いいのではないかと思いました。ちなみに映画は観ていませんが、多分本よりも楽しめそうな気がします。言葉での描写が少ししつこいようなところも、画面では一瞬で表現されると思うので。

うーむ
映画を見てから本を読んだのですが、映画のほうが面白かった。
上巻は軽く読めました(むしろ楽しんで)。
ところが下巻になるとダラダラ続く愚痴が読んでいてとてもしんどい。
自分は別の夢があるから、って人が心血注いで頑張る仕事を
見下したまま何にも学ぶ気がない人に共感なんかできない。
主人公がげえぇと思うような発言をエミリーやミランダがしたって、
やる気なし、学ぶ気なしなら腹立てる義理なんてないんじゃないかと。
底が浅いというか、うわすべりな捉え方をしてるなと思いました。

yahooに載っていたアン・ハサウェイのインタビューのが
よっぽど共感できます。

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発売日: 2006-10
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